お好み焼き店舗新築工事
- 施工内容
- お好み焼き店舗新築工事
- お客様名
- K様
- 施工エリア
- 呉市三条
- 施工費用
- 約340万円
- 施工期間
- 約1ヶ月
12/02 ・ 初回打ち合わせ
12/03/下旬 ・ 見積書提出・契約
12/04/中旬 ・ 工事開始
12/06/初旬 ・ 工事終了・引き渡し
リフォームポイント
既存の駐車場のカーポートがない部分に店舗を建てる仕事でした。土間コンクリートがすでに打ってあることや予算を抑えるために、立ち上がりだけを新たに施工するやり方でしました。小規模な平屋建てではありますが、建築確認をとるためにも、基礎はコンクリートで施工しました。外壁の施工の工夫は透湿防水シート。外からの雨はシャットアウトしますが、内壁からの湿気は通すという優れもの。透湿防水シートの上に胴縁で15ミリの通気層を作り、サイディングの施工に入ります。この通気層が断熱効果をアップします。内装は限られたスペースを機能的に使えるように配置を工夫。お好み焼き屋さんは油をたくさん使うため、換気にも充分配慮を行いました。
お好み焼き店舗新築工事
-
駐車場の約半分の敷地にお好み焼き店を建てました。小規模の店舗建設ですが、この建物の中には工夫がたくさん!たくさんのお客様が美味しいお好み焼きを楽しめるよう断熱や換気など快適さに気を配りました。
-
大きな1枚の鉄板カウンターの上には鉄板とほぼ同じサイズの換気扇。煙も油もハイパワーで吸い込みます。
-
愛犬のももちゃんがお店の名前です。
-
既存の駐車場。屋根のない部分に店舗を建てます。
-
今回は土間コンクリートがすでに打ってありますので、予算を抑えるためにも立ち上がりだけを新たに施工するやり方でしました。平屋建てなのでブロック基礎でもよいと思ったのですが、建築確認をとるためコンクリートにしました。
-
配管部分のコンクリートをとって配管しやすくしておきます。
-
先行足場にしておくと安全かつスムーズに棟上ができます。
-
棟上をしました。
-
下葺材は、アスファルトルーフィングでもよいのですが、少し良い物で、ゴムアスルーフィングを使います。屋根材は、カラーガルバリューム。たてはぜ葺きで、色はシルバーです。
-
外壁に透湿防水シートを貼ります。これは壁体内に雨の浸入を最終的に防ぐシートです。そして壁体内の湿気は通す役目もになっています。湿気は通すが雨は通さない優れものです。
-
外透湿防水シートの上に5分胴縁を取り付け、仕上げのサイディングを取り付けます。これは5分胴縁が15ミリの通気層をつくることになり、それによって断熱効果が得られるため、サイディング工事では、必ずします。
-
壁、天井とも断熱材をいれます。
-
これがお好み焼き鉄板用のガス管です。
お好み焼き店舗新築工事
-
水道、排水の配管です。先に配管部分をコンクリートを切っているので最小限の掘りでいいです。
-
ブロックで積んだ袖壁部分はきれいに仕上げておきます。
-
外壁工事終了です。足場をとりはずします。
-
ジョイント部分にはシーリングがしてあります。
-
コンクリートを既存部分に接着させるために床に水をまきます。
-
奥のほうからコンクリートを打ちます。
-
器具で平らに調整していきます。
-
乾きの状態を見ながら左官さんが仕上げをこすっていき、床、完成です。
-
床が乾いたら、壁、天井のクロス工事です。パテで下地を調整します。
-
クロスが仕上がったら器具の取り付けです。2槽シンクの取り付け、水が跳ね返る部分にステンを貼ります。
-
トイレを取り付けました。
-
出入り口のスロープです。特注で鉄板を使って作ってもらいました。
-
フードと鉄板を設置。有圧換気扇で蒸気を外に、にがします。一度に大量を焼く場合を見込んで容量の大きい換気扇にしています。
-
養生テープで養生し鉄板と台の間の隙間に耐熱シリコンで隙間をうめます。
-
へらでしっかりと押さえ込み、養生テープをきれいに取り除きます。
-
カウンターは、木なので汚れ吸い込み防止の為、ニスで塗装をします。①下塗り②サンドペーパーで滑らかなキズをつける③中塗り④仕上げ塗り。ツヤがでました。
-
勝手口のドアです。ドアを開けた時、自動にしまるドアクローザーをつけてます。
-
外部換気フード。防虫網が入ってます。
-
雨樋と電気メーターを取り付けます。
-
室内完成です。カウンター3人。サイド1人。他テーブルあり。工事に携わってくれた人達と試食会を開きました。